ここでは、託児所・保育園の運営を外部に委託するメリットとデメリットについて解説しています。
託児所・保育園の運営を委託すると、以下のようなメリットがあります。
保育士の採用や教育・研修などを含めた管理や必要書類の提出や行政への対応、保護者からの問合せやクレーム対応などを任せることができるので、業務負担が軽減します。
経験とノウハウを持った業者が運営を行うので、保育サービスの質の向上が期待できます。また各種イベントや野外活動、病後児保育など自営では難しいサービスも可能になります。
保育園の運営を圧迫するのは保育士の人件費ですが、外部委託では預かり人数に応じて柔軟に人件費を変動することができるので、無駄がなくなりコスト削減につながります。
託児所・保育園の運営を委託すると以下のようなデメリットがあります。
業務委託料が発生するので、見かけ上の費用はアップします。ただ業務を委託した分だけ、企業の手間や負担が軽減されることがあるので、費用以上のプラス効果も期待できます。
一定以上の保育サービスの質や内容は期待できますが、委託業者によっては自社独自の保育サービスを展開するのは難しい可能性があります。
委託業者の業績が悪化した場合サービスを継続できなくなったり、倒産してしまったりする可能性があります。特に委託料金の安さにとらわれ、信頼性を気にせずに選んでしまうのに要注意です。