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認可外保育所数は今後増える?これまでの推移と将来予測

ここでは、認可外保育所数のこれまでの推移と将来の予測について説明しています。

認可外保育所のこれまでの推移

厚生労働省が公表した、「平成27年度 認可外保育施設の現況取りまとめ」(※)の数字によりますと、2022年3月31日時点の認可外保育施設の数は、6,923ヶ所で前年の8,038ヶ所から13.9%減少しています。

認可外保育施設数の推移を、5年前まで遡って集計したのが以下の表です。横ばいからやや増加傾向にあったのが、平成28年3月時点で急激に減っていることがわかります。

※参照元:厚生労働省「平成27年度 認可外保育施設の現況取りまとめ」(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000159036.html

平成28年
3月
平成27年
3月
平成26年
3月
平成25年
3月
平成24年
3月
認可外保育施設数 6923 8038 7939 7834 7739

ちなみに認可外保育施設とは、児童福祉法に基づく都道府県知事などの認可を受けていない保育施設のことを指します。

この数値のなかには、ベビーホテルも含まれています。ベビーホテルとは、厚生労働省の資料では夜8時以降の保育、宿泊を伴う保育、一時預かりの子どもが利用児童の半数以上、のいずれかを常時運営している施設をいいます。

企業主導型保育事業による保育所も、この認可外保育所に含まれます。

企業主導型保育事業の成果は?

厚生労働省の平成28年度資料では、2017年までの企業主導型保育事業の助成数はこれまで20,284人分であると記されました。これが、内閣府が2016年からスタートした企業主導型保育事業の成果です。

認可外保育所の数は減少傾向にありますが、企業主導型保育事業が浸透していくに連れて、全体の数は今後増加するものと予想されます。

実態のよくわからない怪しい認可外保育施設は減っていくと考えられ、企業が運営する目的の明確な保育所の増加は保護者にとっても喜ばしいことだといえます。

参照元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000135392.html

保育委託業者の
選定ポイントは
「どの保育施設」
特化しているのか

企業や病院の保育所は、働く人の環境もニーズも異なります。だからこそ、「どの保育施設に強いのか」「どのような特徴があるのか」を前提に委託業者を選ぶのがポイントです。

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