保育所委託会社探しラクラクBOOK

保育所委託会社探しラクラクブック » 一般保育所の開設事例を紹介 » 認可保育園の業務委託事例

認可保育園の業務委託事例

認可保育園のイメージ

ここでは認可保育園の運営を民間業者に委託した事例を紹介しています。

認可保育園は自社・行政運営が基本ですが、委託を依頼するケースも。事例および委託後の評判や業務への取り組みなどをまとめているので、参考にしてみてください。

休日保育や延長保育に対応できる運営委託(O保育園の事例)

新設された公立保育園を休日保育・延長保育に対応できるように市が民間の業者に運営委託した事例です。公募で集まった法人の中から委託先を決め、2005年から私立の認可保育園として運営を委託することになりました。

休日は12月29日~1月3日までの4日間、開園時間は20時まで。休日保育や延長保育に対応しているため、多くの方々から評判が高いとのこと。

保育スタッフ数も多く、子どもたちの世話もゆとりをもってできるのが特徴。O保育園では複数スタッフで子どもの様子を確認するので、事故やケガなどが起こりにくくなっています。そのため、定員150名の大規模な保育園でも円滑に運営ができているのです。

こまやかな報告と丁寧な対応は保護者からも好評。運動会や作品展などイベントも多く、子どもたちとの交流をしやすい環境を整えているので安心して預けられるという声が上がっています。

運営委託に切り替えて保護者の評判もアップ(H保育園の事例)

市の行政改革の一環として2003年から民間委託されたH保育園は、運営委託してから保護者からの評判が上がっている事例。待機児童の解消と子育て支援を目的にしており、委託後は5歳児以下の保育を19時15分まで行っています。

スタート時は利益目的や体制が変わるかもしれないという不安が保護者から出ていましたが、1年間運営を続けたところ「前よりも活気があって良い」「安心して子どもを預けられる」といった声が出るように。

作品展や生活発表会などのイベント開催や運動会の日程変更など、保護者が子どもと触れ合う機会を増やすことで、印象が良くなりました。中でも地域交流プログラムはかなり評価が高い取り組みです。

市の意向や周囲の好評もあり、2014年からは民間園として運営。園児数も続々と増え、良い状態を維持しています。

採用にも良い影響がありました(大学内保育園の事例)

大学内にある保育園の運営を業者に委託しています。自社運営ではない不安もありましたが、導入後も問題なく運営できており、保護者との関係も大きなトラブルなく良好に保てています。

また、採用面接の際に「保育園はありますか」と聞かれて保育所がある旨と業務委託している会社名を述べたところ、優秀な人材を採用できました。職員によると、委託をお願いしている会社は認可保育所を数多く運営していて、保護者からの評判も良いとのこと。保育に関する問題が解決されるだけでなく、採用に関しても良い影響を与えてくれるので助かっています。今後とも運営委託をお願いしたいですね。

委託で待機児童にも対応できる保育園に(企業内保育園の事例)

企業内保育園として新設された園を運営委託しており、待機児童も預かることが可能です。自園調理を行っているため、調理師が体調や好みに合わせて食事・おやつを作るので安心。他の園では全員に同じような献立を出すところもありますが、当園では食事も子どもごとに個別対応。様々な食事に対応できる点が好評です。

定員は10名で、保育スタッフは6名。1人のスタッフに多人数の保育を任せることなく、少人数保育が実現できています。そのため、保育士の手が回らなくなり管理が雑になってしまうトラブルが起こりにくいのがメリット。また、駅直結で天気に関係なく通える登園のしやすさも大きな魅力となっています。

女性社員の労働環境を高められる運営委託(N企業の事例)

女性社員が少ないことから、より女性の労働環境を良くすることを目的に工場へ保育施設を設置。業者に運営委託をしています。

工場ではほぼ全員が自転車通勤で、ほとんどの社員がシフト制の仕事。朝の早い時間帯は保育園がまだ開いていないことから、夜や朝のシフトでも問題なく子どもを預けられるというメリットがあります。そのため、女性の育児負担を減らし、社員の満足度を上げることにもつながるでしょう。

また、同じ建物内に保育施設があることで、急病でもすぐに様子を見に行ける、通勤時に子どもと触れ合えるなどのメリットにも期待が高まっています。今後も運営をお願いし、社員への影響を見ていきたいですね。

事例を振り返って

公立の保育園は自社や行政での運営がほとんどですが、人員やコストの問題で外部に委託することもあります。

事例では、保護者からの好評や採用への影響など、運営を委託するメリットを紹介。適した委託業者を選ぶことで、費用やスタッフへの負担の軽減、充実したサポート体制が受けられるでしょう。

保育所の委託を考えているのであれば、自社の運営を確認しつつ、委託業者に相談してみるのがおすすめです。

保育委託業者の
選定ポイントは
「どの保育施設」
特化しているのか

企業や病院の保育所は、働く人の環境もニーズも異なります。だからこそ、「どの保育施設に強いのか」「どのような特徴があるのか」を前提に委託業者を選ぶのがポイントです。

仕事と育児を両立できる
環境を整えたいなら
【企業内保育】に
特化している委託業者がおすすめ

会社イラスト

医師・看護師の
定着率をあげたいなら
【病院内保育】に
特化している委託業者がおすすめ

病院イラスト