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保育園のキャリアアップ研修とは?

保育園のキャリアアップ研修とは

保育士等キャリアアップ研修は、2017年4月に厚生労働省が全国一斉に導入した研修制度で、保育士の専門性向上と処遇の改善が目的です。研修分野は乳児保育や障害児保育、食育・アレルギー対応、マネジメントなど八つに細分化され、各分野で15時間以上の受講が必須となっています。

導入当初から働きながら段階的に必要研修をクリアしていく仕組みが採用されており、令和6年度以降は副主任保育士や専門リーダーなどの役職要件が段階的に引き上げられていく計画です。

参照元:厚生労働省|保育士等(民間)のキャリアアップの仕組み・処遇改善のイメージ[※PDF](https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/var/rev0/0119/7608/ho4.pdf

保育園経営におけるキャリアアップ研修のメリット

職員の定着率の向上

職員定着率の向上は、人材不足が深刻化する保育業界において重要な課題です。キャリアアップ研修によって保育士に明確な成長目標と処遇改善が示されることで、職員のモチベーション維持・向上が期待できます。キャリアアップ研修によって保育士に働く意欲を持たせられれば、離職率低下と採用コスト抑制にもつながるでしょう。

保護者からの信頼性を高められる

専門分野研修を修了した保育士が園内に増えれば、保護者へ向けた安全対策や食育プログラムの充実度も向上し、結果として園のブランドイメージ強化にも繋げられるでしょう。専門知識を活かした保育実践により、保護者からの信頼を高め、園選びの決め手になる可能性もあります。特にアレルギー対応や障害児保育の専門知識を備えた保育士がいれば、悩みを抱える家庭から高い評価を得やすくなります。

競合との差別化

キャリアアップ研修を組織的に活用する園であれば、研修修了証を持つスタッフ数や研修分野をアピールすることで、研修を行っていない園に対して明確な差別化を図れます。こうした情報は園のウェブサイトや案内冊子にも反映しやすく、園の広報を行う際にも活用できるでしょう。

保育士キャリアアップ研修の受講方法

保育士等キャリアアップ研修は、全国の都道府県ごとに実施されています。研修には都道府県が直接行うものと、厚生労働省の指定を受けた実施機関が開催する指定研修の二種類がありますが、どちらの形式であっても、研修を修了すると発行される「修了証」は全国どこでも有効であり、保育士のキャリアにおいて正式に認めらるでしょう。

受講を希望する場合は、まず各都道府県の公式サイトや、実施を担当する研修機関の案内を確認しましょう。募集期間や開催場所、カリキュラムの内容などが記載されています。

保育士キャリアアップ研修受講のポイント

助成金の活用

キャリアアップ研修は、多くの自治体や研修実施団体が助成を実施しており、保育士本人に直接費用負担が発生しないケースが一般的です。園としては、自治体ごとの助成要件を事前に確認し、全職員が無料で受講できるか確認しておくとよいでしょう。

処遇改善等加算

研修修了者には処遇改善手当が支給され、園は処遇改善等加算として国からの加算費を受け取る権利を得ることができます。適切に加算申請を行うことで、研修投資にかかるコスト回収を効率的に行うことができるでしょう。

保育士キャリアアップ研修の注意点

研修の申込時期や定員は自治体・実施団体ごとに異なるので、各都道府県の特設サイトからこまめに「受付状況」や「定員数」を確認することが重要です。園内で担当者を定め、毎月定例で申込状況を共有するなど対策を行うことで、見落としを防ぎやすくなるでしょう。

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